共済の種類には、
「 一般の人向け（ただし、組合費が必要）」に販売されているものと、
「 会社や組合など、グループの人向け」に販売されているものがあります。

共済は、「少ない掛け金で、保障を確保できる」というイメージがありますが、
保障内容や年齢によっては、保険料の払込総額が、民間の保険と大差ない場合があります。

ありがちなのは、現在の生活が苦しいので、今の保険を解約して、共済へ加入する方です。

保険と共済は、単純に比較することはできませんが・・・ 共済は、死亡保障と医療保障がセットになっていたり、 保障内容が年齢問わず一定になっていたり、 オーダーメイドの保障が難しくなっています。

そのため、医療保障を日額1万円にすると、必要以上に死亡保障もついてしまったり、
逆に、死亡保障を高くしようとすると、医療保障が膨大になってしまったり・・・
結果、保険料が高くなってしまうということが多々あります。

また、年齢によって保障額が削減されたり、一生涯の保障が足りない場合もあるので、
共済に限らず、民間の保険を考える場合にも、
一生涯のライフプランと、「いつまで」「どのくらいの保障」が必要なのか
考えてみることが大切です。

今の生活が苦しいから、また生活が楽になったら民間の保険会社へと思っていても、
それまで、健康でいられるという保障もありません。

共済か？保険か？保険商品の前に、なぜこの保障が必要なのか？が、大切です。